
題名には聞き覚えがありましたが、内容も何も前知識なしで読みました。題名からは誰かが祝福される筋書きみたいに思えますが全然違いました。
そして興味深く読み進むうちに「えっ、まさか、まさかそんな終わり方しないよな⁉」

アルジャーノンというのは実験動物の白ネズミで、本の題名の「アルジャーノンに花束を」というのは物語の主人公チャーリー・ゴードンが最後の最後に発する言葉の一部分です。そしてこの最期の瞬間に特に気にもしていなかった題名が燦然と光り輝くのです。
まだ読んでいない方にはチンプンカンプンでしょうが…

アルジャーノンに似て?…はいないよな、プレデターみたいな顔つきのチロ。
ジャンルとしては宇宙人もロボットも登場しないSFです。この小説を書き上げた約60年前、複数の出版社から後半部分を書き換えてくれ、という依頼が相次いだけれど作者は頑として応じなかったそうです。
オヤジも読んでいる間はちょっと辛かったけど読み終えてしばらく経つと、結局は最高のハッピーエンドだったんじゃないか、と思えるような気がしてきました。
posted by ぴぴまろママ at 08:29| 兵庫 ☁|
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